「子供用ロードバイクってありますか?」と来店して頂く方に
「5年くらい前はあったんですけど、今ないんですよね、、、ごめんなさい」
という状況がここ数年続いていました。。
低価格に抑えないといけない、作っても売れ残る可能性があるなど、大人の事情がたくさんあるのが子供用ロードバイク。
そんなんじゃロードバイクに乗る子供が増えないし、今後のスポーツバイクの人口拡大にも良くないよねってことで、日本のBISYA(ビシャ)というブランドが作ってくれました!
BISYAの社長さんは、今のスポーツバイクは高くなりすぎて、出来るだけ低価格でみんなにスポーツバイクの楽しさに触れて欲しいと、他業種からスポーツバイクに参入された方で、消費者の味方の鏡のような方です。


子供さんがロードバイクに乗りたくても、大人用ロードバイクの小さいサイズを買って、ハンドルを近くしたりカスタムしてやっと乗れるようにするだけで20万円近くしていました。
それではサイクリングを楽しむ子供が増えないと立ち上がったのがBISYAの社長さんです。
10万円を切った価格で販売したいというコンセプトで、採算度替えしで販売される今回のモデルは税込¥69,800!
この価格がどのくらいすごい事かは初めてロードバイクを購入される方は分かりずらいと思いますが、性能的に大手のブランドが作って正しい利益を乗せると、13万~15万で販売するのが普通かと思います、ほぼ半値です。
次は見方を変えて、例えば子供のロードバイクを購入したいと思い皆さんネットで検索してみると思います。
「子供用ロードバイク」で検索
例えば検索上位に出るAmazonでは、最安値でこういったものが表示されます。

価格は2万弱と手頃です。
実際に購入されて、自分で組立したけど調子が悪いということで修理に持って来られる方もいます。
修理というと壊れているものに対する言葉だと思うのですが、新品でも調子が悪いのでこれ以上どうしようもない品質なのですとしかお答えできていません。。日本中の自転車屋さんが、こんな品質の悪い自転車をネットで売られるとイメージが悪くなると困っている代表格の自転車です。。。
このモデルをAmazon号として、今回発売されるBISYAとの違いを紹介していきます。
ポイントは3点!
①ホイール
②変速機
③フレーム
まず①のホイール
BISYA

BISYA はスポーツバイク用で軽くて強度のあるホイール、空気入れの口はロードバイク用の高圧対応のフレンチバルブ。
スポーツバイク専用の空気入れで3日に1回は空気を入れます。
空気圧を管理して乗るのでパンクすることも少なくなります。
Amazon号


Amazon号は強度がなくて新品でも左右にぐねぐねよじれたホイールで良く壊れます(実際に修理で何度も見てます)
空気入れの口はママチャリタイプで高圧で空気が入りませんし、パンクしやすくなります。
次に②変速機
BISYA



日本のシマノだと高くなるので中国のLTWOO(エルトゥー)を採用していますが、この変速機はシマノより軽いレバータッチで変速出来ます。
変速はハンドルを握ったまま出来るのでとても安全です。
ブレーキレバーも子供の弱い握力でも効くブレーキにしてくれています。
変速は後ろ8段で、スポーツバイク用の変速機全てに互換性がありますので、壊れても全て修理出来ます。
将来的に段数を10段やそれ以上にもっと増やす変速機に替えることも可能です。
Amazon号

変速機はハンドルから手を離さないと替えることが出来ないタイプになっています。
レバーも非常に硬いので、前を見て走りながら替えることはほぼ難しいです。
ブレーキレバーはハンドルが非常に大きいので、手が届きません。身長で150㎝以上は必要な遠さです。。。
ブレーキは全く効かないディスクブレーキなので、平坦のみでしか止まれず、下りは絶対止まり切れません。

変速段数は前3段、後ろ7段で良さげに見えるのですが、前は段数が多すぎてチェーンが外れることが多くなります。
後ろ7段はロードバイクには普通使われない段数です。
ロードバイクの主流は8段~12段となっていまして、7段は我々のスポーツバイク店では扱っていない段数です。(30年前の段数です。。)
ですので壊れると修理出来ませんし、将来的に変速段数を増やしたいと思った時も、ホイールも8段以上に対応したものへ交換が必要です。
最後に③フレーム
BISYA




フレームの素材は高品質で非常に強いアルミを採用しています。
高品質なアルミは鉄に比べると軽量で強いことでスポーツバイクの多くに採用されています。
ひと漕ぎでグングン進むことも特徴でロードバイク本来のスピードが出る楽しさが味わえます。
中国でもトップクラスの年間何十万台も生産する品質の高い工場で生産されます。(中国のトップ=世界トップです)
身長140㎝台~乗れるサイズで作られています。
身長が伸びてもハンドルまでの距離を伸ばせる部品が付いていますので、最大165㎝までは乗れます。
実際に試乗しましたが、大人が乗ってもふらふらせず本当に安定した性能がありました。
このあたりは作っている工場のノウハウが生きています。
Amazon号

フレームの素材は鉄です。
強度が低いのでフレームが柔らかく、頑張って漕いでもロードバイク特有のスピードに乗った走りが出来ません。
身長やサイズ表記がないので、適正サイズが分かりません。
以上がネットで販売されているものとの大まかな違いです。
2万円弱と7万円では大きな差がありますが、性能差は相当あります。
子供が本当にちゃんと乗るのか分からないので、なるべく安く買いたい気持ちはじゅうぶん分かります。
行動を走る乗り物なので、子供さんの安全を担保出来るもの、お店でしっかりメンテナンス出来て楽しく乗っていけるのがBISYAのロードバイクだとご理解頂けると嬉しいです。
もし乗らなくなった場合も、スポーツバイクのブランドの自転車はリセールが高いので、メルカリやヤフオクで結構な値段で売れます。実際にそうして乗り替えされる方も多いです。
ロードバイクの乗り方も当店ではレッスン出来ますので、お気軽にご相談下さい。


