中国のブランドYOELEO(ヨーレオ)の取扱いをスタートしました。中国のブランドも何となく聞いた事があるブランドから全くの無名ブランドまで無数にありますが、ヨーレオは日本のスポーツバイクショップで購入出来るブランドです。オンラインで直販もしていますが、値段が同じなら店で買うメリットの方が大きいのでほぼ実店舗での注文が大半とのことです。
【価格について】
カーボンフレームが10万円後半から20万円で購入出来ます。価格は性能に対しての対価だと思いますので、ひとそれぞれの感じ方があると思います。
中国のブランド全般に言えると思いますが、売るためのスペックだけを並べた感じは確かにあります。例えばこちらの画像のモデル「R11」はフレーム重量未塗装890g カーボンファイバー東レT1000を使用で20万円弱。大手ブランドで同じ数値で80万円のフレームもあります。その差はなんでしょうか⁇
【大手ブランドとの違い】
現役のヨーロッパのプロ選手がテストしているか、もしくは直近までプロだったライダーが開発しているか。
このポイントは乗り味を作っていく上で「最大の要素」だと思います。自転車が好きなメーカーの中の人が趣味レベルで乗って作っているフレームと、大手ブランドの開発費の掛け方は桁違いなので、作り出される製品は人間が乗って親和性の高いものになっています。このコストが製品の価格差だと思います。
【アフターサービス】
大手ブランドのように長く残っていけば、スモールパーツなどが壊れても交換出来ますが、移り変わりの激しい中国なので、あまり多くは期待せず2.3年乗れたらいいかなと思ってもらえたらと思います。
【モデルとインプレ】
ロードバイクのディスクブレーキ、リムブレーキ、グラベルバイクがあります。ロードだとR12は良さそうですが
試乗していません、、先日雑誌サイクルスポーツでインプレの記事がありましたが「ちゃんと走る」みたいな定型文になっていて、判断出来ない記事でした。
R11に関しては軽く試乗しました。感想は「バランス感が悪い」と思います。フロントフォークが硬すぎる、フレーム本体は柔らかすぎて、壁を押しながら走るような疲れるフレームだと思います。ですので当店ではR11ではなくR12を基本的におすすめしたいと思います。
【買う価値】
リムブレーキからディスクブレーキのロードバイクへ安価に移行出来るなど、メリットはあります。メーカーも日本の声を反映して製品作りをする必要があると思いますし、購入された方も、中国ブランドに対して寛容なマインドも必要だと思います。安価なことでロードバイクの敷居が低くなっていけば、みんなにハッピーなことだと思いこのブランドの取扱いをスタートします。
詳しくは店頭でおたずね下さい!