12/1 SUNDAY行ってきました/ 長野県/飯田市/スポーツ自転車専門店

12/1 SUNDAY RIDE

今回は日記で。
朝のスタートは3℃、ウェアはウィンタージャケットにロングタイツ、冬用グローブにシューズカバー。もう真冬の装備。それが走り出すと意外と寒くなくて、今朝クルマが凍ってなかったから暖かい方の日だと分かる。8時20分集合で8時に着いたので、ストレッチをしたりシューズのクリート位置を変えて試走したりしているとみんな集まってくる。「おはようございます!寒いですね〜」が挨拶になる季節になったけど、みんなまだ気温マイナスじゃないし、まだ全然余裕って感じがさすが長野県人だと思う。そんな感じでスタート、本日のコースは大鹿村方面に登って、山の上から降りて来て、中川村の山のパン屋さんに行くルート。だいたい実走2時間半の予定。30分ほど平坦路を進み山に突入。息ゼーハーしながら頑張る方、さっとマイペース走法に切り替え遅れていく方、それぞれの体力で登り切ります。

小渋ダムに到着、紅葉真っ盛りで山が赤くてとにかく綺麗。そこから裏道ループの秘境ルートでまた登る。そんな所にも民家があり、この山の中でどうやって生活しているのだろうかと思う。細い山道が崩れたら簡単に孤立するし。でも、ここで生まれ育ったのなら、ここ以上の所ははないだろうし、それは素敵なことだと思う。そんなことを思いながら走っていると本日の最高標高地点に到達。ここからは一気のダウンヒル。目の前に、真っ白に雪を被ったばかりの中央アルプスが雄大に見える。この地域は中央アルプスと南アルプスの間の谷に、人が住んでいるので、山に登っても、谷の向こうに同じ高さの山がすぐそこに見えるのがすごい。そんな山から一気に10分位の高速ダウンヒルを終えて山のパン屋さんに到着。

開店ジャスト5分前に着いて。時間があるので参加された方のサドルの高さを調整したりしていると「お待たせしましたー」といつも明るいおばさんの声。パンを食べに来てる3割、おばさんに元気をもらいに来てるのが7割のマインドで、いつも来てます。店内は焼きあがったパンのいい香りでパンも全種類勢ぞろい。冬は発酵が遅いから4時から作り始めてるらしい、大変、、、だけどおばさんは、それを笑いながら言ってくれる。おばさんの作るパンは生地がほんとにモチモチで何を食べても美味しい。開店直後に入れたので、予約必須でなかなか買えない大きな筒状のパン、大納言を発見。こちらは持ち帰り用のサコッシュに入れて。すぐにお客さんでいっぱいになった店内をそそくさと出て、屋外テラスへ。こんなに景色が良くて、車の音もしない贅沢な空間で食べられるパンはあるだろうかと毎回思う、まさに店名の通り、山のパン屋さん。。。そんな空間で話す今日の話題は自転車のことではなく、今度出張でセルビアに行くっていう方の話。まず「セルビアっどこ?」「イタリアの向こうに側でクロアチアの隣あたり「紛争してたよね?」「あれっ昔レースでそのあたり行ってなかった?」「行きました」で、さんざん話してから最後に「何しに行くんですか?」