キャノンデールのパーツブランド【HollowGram】
ディスクブレーキ用の軽量ホイール、驚異の価格を誇る最廉価版グレードR45。
カーボンホイールでなんと税込￥120,000！
1,740ｇ。
マットブラックのカーボンリムにHOLLOWGRAMのロゴ。
見た目もシックで高級感があります。
リムの高さは45㎜、高すぎず低すぎず一番使いやすい高さです。
50㎜あると平坦は速くなりますが、登りは脚力がないと失速しやすい。
逆に35㎜位で低くなると、登りは軽快で平坦は失速しやすい。
ちょうどその中間が45㎜にする意味だと思います。
リム内幅は21㎜、現代のスタンダードなワイドリム。
28Cのタイヤで綺麗に、接地面が出ます。
このリムで突筆すべきは、リム外幅が32㎜とかなりワイド。
タイヤを装着してもリムがグッと外にせり出しており、空気の乱気流が起こりににくい形状になります。
リム外幅が狭いとタイヤが餅のように膨らんで、リムとの間にできた凹みで乱気流が発生。
その程度のことで走行には関係がないように思いますが、リムブレーキに比べ合成の高いディスクロードで走行すると、下りでふらつき、路面の段差のひらい方に大きな差を感じるくらいに差が出ます。
ちなみにリムは上位グレードと同じものを採用していると思われます。
コストを抑えているのは、車輪の軸のハブ、そしてスポークです。
どちらもノーブランドのおそらく台湾製。
ハブはとくに悪い部分を感じません。
スポークはエアロではない丸いスポーク。
それでもバテッドといって、両端が太く、センターが細い、強さと軽さを兼ね備えたスポークを使っています。
そしてストレートスポーク。
廉価版のホイールにはJベンドと呼ばれるフック状のスポークが使われますが、こちらはストレートを採用。
スポークの強さが最大限発揮できる方式で、乗った時のフィーリングも「シャキッと」、「スッと」走る印象を得られます。
長い期間使用すると折れやすいベンドに対して、ストレートは折れにくいメリットも。
こうやって見ていくと、コストのかかる高いパーツは使ってないけど「構造で限界まで質を攻めた、最強の廉価ホイール」だと思います！
WHEELS
- Front HubHollowGram Road, sealed bearing, 12x100mm, centerlock, 24h, straight pull
- Rim Depth45mm
- Rim Outer Width32mm
- Rim Inner Width21mm
- Rim TypeCarbon clincher, hooked, tubeless ready
- Nipple TypeSapim Up side down, brass
- Effective Rim Diameter549mm
- Maximum Spoke Tension100-130 kgf
- Max Tire Pressure120 psi
- Brake TypeDisc
- Rider Weight Limit100kg/220lbs
- Spoke Count24h
- Spoke Length (NDS-DS)282mm / 268mm
- Spoke TypeFormula Grand Forza – radial DS / 3-cross NDS
- Wheel Size700c
EXTRA
- Extra 1Tubeless tape
WEIGHT: 1740G (PAIR) G*
※重量は、構成されるフレーム、パーツ、ペイントのカラーによって個体差や仕様の変更があるため実際の製品とは異なる場合があります。
※スペックは予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。