SRAM QUARQパワーメーター の取付けをさせて頂きました。
クランクの軸にパワーを読み取るセンサーが付いていて見た目もスッキリしているのが特徴です。
軸についているタイプ（スパイダー型）は色んなメリットがあります。
①クランクアームがしなるカーボンでも精度が高く読み取りできるので、踏み味の優しいカーボンアームとパワーメーターの融合が実現する。
②センサーがアームにつくタイプはフレームに干渉する場合があり、自転車を乗り換えた場合ても互換性がある。
例えばシマノのクランクは未だにアルミ製で、踏むと硬い、パワーメーターはクランクアームにつけるタイプで誤差が大きい、など考えると現代のトレンドから遅れていると思います。
その点スラムのパワーメーターは一歩先をいく優れた仕様となっています。
【パワーメーターとは？】
簡単にお伝えするとペダルを踏んだパワーを計測する機器です。
仕組みはこうなっています↓
センサーからサイクルコンピューターへ無線でデータを送り
W（ワット）数として表示されます。
強い力で踏むと数字が大きくなり、サイクリングレベルで200W位、全力で漕ぐと1000W位の数値になります。
この数値が上がっていけば純粋に強くなっていることが分かるのがW数です。
【どんな使い方ができる？】
踏んでいるパワーをW数で見ながら客観的にペース配分出来るようになります。
例えば、同じ坂で
①すごい頑張っているのに250Wしか出ない日
②軽く走っていて250Wで走れている日
があったとします。
体感的には①の日の方が今日は頑張って走った感がありますが、②の日の方が体調が良く体が良く動いていたので運動効果も良くなります。
そんな体調の良し悪しも客観的に判断できます。
トレーンングプランとしては↓
①の日は体調が良くないと判断してパワーが出ないから抑えめにしていく
②の日は調子がいいからもっとペースを上げて280Wで登ってみる
などといった体調に合わせたベストなトレーニングを行うことが可能になります。
昔は心拍計のみで計測していた強度も、自転車にパワーメーターをつけるとより具体的に体調の変化を読みとり効果的なトレーニングに生かすことが出来ます。
パワーメーターについて気になる方はお気軽にご相談下さい。
当店で取り扱いがあるパワーメーターのブランド
・SRAM QUARQ（スパイダー型）
・POWER2MAX（スパイダー型）
・FSA POWERBOX（スパイダー型）
・4iiii（クランクアーム型）
・STAGES（クランクアーム型）
・SHIMANO（クランクアーム型）
・ASHIOMA（ペダル型）
・GARMIN（ペダル型）